京都西院で鍼灸専門の治療をしております

メニュー

電話アイコン

075-315-5580

鍼灸治療について

1.使用する鍼について
当院では“ディスポーザブル( 使い捨て)”鍼を使用しています。
消毒滅菌されて1本ずつ梱包された鍼ですので感染の心配はありません。
鍼の素材は銀(またはステンレス)で髪の毛ほどの太さです。
鍼を刺す深さは、接触(当てるだけ)〜数ミリ程度、深くても1㎝以内です。
2.使用するお灸
もぐさ(艾)はヨモギの葉の裏にある毛(毛茸もうじょう)を乾燥、精製したものです。その精製程度により等級があり、上質なもぐさほど熱の浸透が優しいものとなります(日本製が高品質です。鍼も同様です)。
当院では上質なもぐさを使い、熱さを感じたら取る知熱灸(ちねつきゅう)と、ツボ等に用いる糸状灸(しじょうきゅう)を症状に応じて行なってます。火傷をすることはありません。

治療施術の流れ

  1. STEP1 : 問診
    主訴と共に食欲、睡眠、排泄、生理などの体調を伺います。
    これらは基本的な生理現象であり、体調を測る重要な指標となります。この好転が、体調の根本的な改善につながります。
  2. STEP2 : 脈診
    鍼灸治療にとって最も重要な診察です。
    体調の診察に加え、危険な状態かも把握します。
    手首の拍動部にて、脈拍の浮沈や強さ、リズムや脈拍数(1呼吸あたり)などから脈診による診察を行います。
  3. STEP3 : 手足のツボに鍼
    脈診と問診にて診断がついたら、先ず手足の経絡のツボに細く浅い鍼をします。これは、手足と身体内部は関係しあうとする理論によります。
  4. STEP4 : 肩、腰へ施術
    リズミカルに細かく鍼をする散鍼(さんしん)とお灸により、首、肩から背中にかけての気をめぐらします。”気がめぐる”の指標としては、
    ① 皮膚が明るくなる、発赤する。
    ② 僅かに発汗する。
    ③ 皮膚が柔らかくなる。
    などの変化があります。
  5. ※ 治療後の注意点
    適度な治療を心掛けておりますが、まれに、治療後にだるくなる場合があります。原因として、治療の刺激過多が考えられます。だるくなった場合はすぐ仰って下さい。

以上が大まかな治療の流れとなります。
お読み頂き有り難うございました。

よくあるご質問

鍼灸はどんな症状に効くのですか?
Answer:

私たちの行う治療(井上系経絡治療)の場合、風邪やぎっくり腰などの急性症状にも効果が有ります。
しかし何より大小便、食事、睡眠などの根本的な体調を整え、“倒れない、急に発病しない、死ぬまで活きる”治療を重視しており、得意とします。

痛いのや熱いのが苦手です。痛みは有りませんか?
Answer:

痛い治療は、体に良いことではありません。そのような理由から無痛での治療を心がけております。
お灸は熱さを感じるだけで十分に効果があります。
「思ったより熱くない」「心地良い」といったご意見がほとんどです。

お灸で火傷をすることはないですか?
Answer:

当院では、上質の国産もぐさと細心の注意により、開業以来、火傷の例はありません。

治療時間はどのくらいかかりますか?
Answer:

初診の方では40分ほど。 初診以降の方は30分ほどで治療は終了します。

どのくらいの間隔で治療を受けたらよいでしょうか?
Answer:

症状のつらい時期は少し多め(週2回くらい)が良く、落ち着くと、週に1回から10日に1回とするのが理想的です。
その上で話し合い治療計画を建てたいと考えております。

どのような服装で行ったらよいでしょうか?
Answer:

肘、膝くらいまでが出せる格好でしたら問題ありません。
着替えも用意しておりますので、スーツやスカートの方でも治療を受けて頂けます。

鍼灸をした日はお風呂には入らない方がいいのでしょうか?
Answer:

お風呂には入って頂いて大丈夫です。日常の通りで結構です。

痩せるツボはありますか?
Answer:

痩せる特定のツボは有りません(痩せるツボと称するものに耳ツボが有りますが、根拠は薄く、また東洋医学とは関係ありません)。ただ、鍼灸による体調改善(特に消化と排泄の改善)により、ご自身に合った体重になることは可能と思います。

現在妊娠中ですが鍼灸治療をうけても大丈夫でしょうか?
Answer:

体調を把握した上で治療を致しますので問題は有りません。受けていただいて大丈夫です。

鍼で感染が起こるようなことはないですか?
Answer:

当院では、ディスポーザブル( 使い捨て)鍼を使用しています。感染の心配はありません。

鍼灸師とは?

Answer:

はり師、きゅう師からなる国家資格です。3年制の学校か、4年制の大学に行く2つのコースがあります。